2015年02月24日

MONACO(モナコ公国)



サヴォナからバスで高速道路を約2時間西へ走り、イタリアを越え、フランスを跨ぐと辿り着く モナコ公国(Principality of Monaco)。
モナコは立憲君主制国家で、首都モナコ市が全領土となる都市国家で、世界で2番目に小さいミニ国家。
カジノやF1モナコグランプリ、WRC・ラリー・モンテカルロが開催されることで有名です。
ということで、街の普通のストリートの縁石が赤と白なら、もうそこはF-1レースのコース!

また、モナコはタックス・ヘヴンとして知られ、世界中の億万長者が移住しているので豪邸ばかり!
日本人有名人では、テニス選手のクルム伊達公子や元サッカー選手の中田英寿、F-1レーサーの佐藤琢磨や鈴木亜久里がモナコの永住権を持っているそう。

もともとは岩だらけで何もない国だったのが、岩を切り開き大地を作り、土地を他国の人間に売却しお金を集め、カジノを造って生計を立てたというのが、モナコの始まりらしい。

でも、これだけでは観光客は集まらないので、F-1を始めたりしたらしいんだけど、ブームに火が付いたのはやはりアメリカの大女優グレースケリーがモナコのプリンスと結婚したというシンデレラストーリーで、アメリカ人観光客が一気に増えたとのこと。


王政国家なので、未だに稼動してる王宮があり、その周りは下町的な昔ながらの街並み。

カラフルでオシャレでかっこいい!タックスフリーなので、もちろん消費税もなし!(でも物価高し)

F-1が有名なので、お土産はもちろんF-1それもフェラーリTシャツばかり!

モナコ大聖堂。グレースケリーはここでレーニエ3世と結婚されました。

なんとここで一般人も無料で結婚式が挙げられるそう。フランスのカウンシルにお尋ね下さい。

大聖堂の横のかっこいい建物。

そしてこちらが王宮。正午ごろに衛兵交替式があるので、人でいっぱいに!

王宮広場のパノラマ。

王宮よりも西側部分。空と海の青、緑と黄色いビル群と白いヨットがポストカードのよう。

再びバスに乗って今度はモンテカルロ地域へ。ここはF-1で有名なヘアピンカーブ。

ヘアピンカーブの階段を上がるとカジノへ。このホテルはチャーチル英首相が泊まったというもの。

カジノエリアのパノラマ。リムジンがさらにストレッチしてしまった。w


まさか自分の人生でこんなリッチな国に来られるなんて思ってもみなかったので大ハシャギ!
F-1好きのお父さんや、車好きの弟にも即メール。

いっや~ぁ、この仕事に就けて本当に私はラッキーだわ♪

  


Posted by ミポリオ at 12:19Comments(0)ヨーロッパ寄港地クルーズ

2015年02月22日

SAVONA(サヴォナ)



サヴォナ(Savona)には、うちの会社のメインポートがあります。

実は本社はジェノバ(Genoa)で、しかもヨーロッパのクルーズ市場でNo.1なのですが、ナポリに本社がある某クルーズ会社が先にジェノバにメインポートを建ててしまったので、このジェノバよりも40km西南西にある同じくリグーリア州の小さな港町にメインポートを(仕方なく!?)造ったそうです。

人口60,595人で、イタリア最西端のサンレモまで75km、フランスのニースまでは117kmとお隣のフランスにも近いので、ジェノバだけでなく、モナコ公国へ行くエクスカーションツアーもあります。
(モナコ公国へのエクスカーション日記は次回)

サヴォナには紀元前からリグリア人が住んでいて、ローマとカルタゴの戦いにおいてサヴォナはカルタゴと同盟を組んでローマと戦い、戦いに敗れてローマの支配下に入ったそうです。
その後、ロンバルド王国、東ローマ帝国の支配下を経て、サラセン帝国との戦いの後、11世紀に自治権を得て独立した都市国家となりました。
16 世紀からは、他のリグリア州の街と同様に、ジェノバ共和国に組み込まれ、ナポレオンに占領されるまで続いたそうです。
ナポレオン支配後にはサヴォイア家の支配を経て、イタリア共和国に加わり、あのコロンブスもサヴォナに住ん
でいたことがあるそうです。

ということで、サヴォナ自体は小さな街で何も無いので、1時間もあれば全てが見れちゃいます。
ただ、イタリアなので大聖堂はあるので、それとプリアマール要塞がこの町の唯二の見所といったところでしょうか。


これが街の全貌、ジオラママップ。ね、小さいでしょ!?

何も無い街ですが、港町なので自家用ヨットも沢山!お金持ちが沢山住んでます。

デコレーションがゴテゴテのイタリアらしい建物の街並みです。

港のすぐ左手には、プリアマール要塞とその中にミュージアムがあります。

イタリアの城は海ではなく街に向けて大砲が設置されてます。民衆のデモが多いから!

こちらがサヴォナな街並み。何にもないよ、本当に。

クリスマスだけ、歩行者天国になってお店が軒を連ねるので面白いです。

かといって、日用品的過ぎて旅行者には必要の無いものばかりなんですよね、、、


という事で、サヴォナへ来られる方は、是非モナコ公国かジェノバに行くエクスカーションツアーに参加してください。

  


Posted by ミポリオ at 15:18Comments(5)ヨーロッパ寄港地クルーズ

2015年02月20日

クルーズ生活



はてさて、何から書けばいいのやら、、、

何せ8ヶ月も、毎日13時間労働で契約期間中一日の休みも無いという多忙すぎて日記もブログも何も記せないほどだったので、曜日の感覚も時間の感覚もバカになってます。

なので、今日はまず私の船とお仕事のご紹介。

私はこの契約期間中に2隻の船でお仕事をしました。

1隻目は、乗客数3800人でクルーの数が1200人の12万トンクラスのクルーズシップ。

2隻目は、乗客数5000人でクルーの数が1300人の13万トンクラスのクルーズシップ。

12,13万トンって言われても、、、、一体どれくらいなの!?と思うでしょう。

日本の有名なクルーズ船と比較すると、「にっぽん丸」は2万トン、「飛鳥」は5万トン、山下公園でいつも停泊してる「氷川丸」が11,622トンなので、その大きさが莫大って事が分かるでしょう。
そう、日本は港が小さいから、このクラスのクルーズ船は停泊できないので、日本では拝めません。

ゲストフロアは14階もあり、全長300m強で、クルーフロアが水面下に2-3階、客室数1000以上で、たくさんのラウンジに大劇場、プールにジャグジーはもちろん、ウォータースライダーまで、4DシネマにF-1シュミレーター、ディスコ、美容院にネイルサロン、スパやジム、クリーニング、病院や薬局まで何でも揃う、いわば小さな街といっても過言ではない、それが私の職場です。

毎年クルーズ旅行をするクルーズファンだった私ですが、今までは全てアメリカ船でイタリア船には乗ったことがありませんでした。

で、イタリア船で働いてみて一言!

めちゃくちゃ楽しいじゃん!むしろお客さんになりたい!!

というのも、船によりますが、今まで乗ったアメリカ船は乗客の平均年齢も75-80歳と高く、クラシックな内装で落ち着いた雰囲気、イベントやゲームも少なく、年寄り相手なのでいつも楽勝で優勝しちゃったり、やること無くて本を読破、数独のマスターになっちゃうなど、いかにものんび~りで、リラックスなクルーズシップといった想像通りの楽しみ方しか味わったことが無かったのですが、私のイタリア船は100%真逆!

毎晩ラウンジでは、「リバイバルパーティ」や「80's&90's」、「ラテンパーティ」などテーマがあってディスコ化。
今時のディスコサウンドが流れるディスコも常備されているというのに、それ以外にも3,4つのラウンジがそれぞれ違った音楽でダンスホールになるなど、

さすが踊るの大好きイタリア人!


それ以外にも、ホワイトパーティやイタリアンパーティといった週に二度開催されるBIGなパーティは、最上階部分のオープンデッキで真夜中だってのに爆音でダンシング!


なんてったって、地中海の星空の下、周りには何も無いから爆音だって気にしな~い!!

老若男女踊り狂ってます。夜中の2時までベビーカーつれたママも普通に沢山います。


なんてったって、踊るの大好きイタリア人!

シドニーでもクラブ大好きで通っていた私には、うってつけの職場でした。(ここに来て判明)

で、翌日は疲れてみんな昼まで寝るのかと思いきや、、、、


昼間から踊っとります。

同じアホなら、踊らにゃ損損!!とまさにこのことだったのでしょう、今さら納得!

老若男女、デブでも毛むくじゃらでも恥じらいも無く水着でゲームにも参加!


この精神、素晴らしい!

ホリデーは思いっきり楽しむ!それがイタリア風。

ダンスばかりで、一人でクルーズ来た人には苦痛そう、、、と思うでしょう、でもご心配なく!
アニメーターといって、パーティやゲームを盛り上げたり、一緒に踊ってくれるスタッフがアメリカ船なら、4,5人しかいないのに、私の船は20人強はいて誰をも相手にしてくれるから、

独りじゃない!!


なので、心底お客さんになりたいと思ってしまうのです。

しかも、お客さんならめちゃくちゃ楽しいんでしょうが、働く側からしたら、労働時間は長くなるし、酔っ払ったお客さん面倒臭いし、、、なので、よっぽどアメリカ船の方が仕事条件楽なんだろうな~と嘆いております。(夜10時以降にはスタッフ見なかったような、、、)

他にも楽しみは満載で、毎日ある大劇場でのミュージカルは毎日違ったものだし、アクロバットのショーや、私の船にはスケートのショーまであるんです!
小さな舞台の上、しかも、船なのですごく揺れる時もあるのに転倒もせず、スケートでクルクル回ったりジャンプしたりと素晴らしい演技が楽しめます!
週に一回、クルーズスタッフによるかくし芸的な「Crew Show」というのも合って、普段レストランでサーブやオーダーをとるスタッフや、ハウスキーパーなんかが、プロ顔負けの歌声で歌ったり、踊ったりという面白いショーもあります。


スケートリンクは特別な樹脂でアイスではないけど、もちろんアイスリンクのようにもちろん滑ります。

アクロバットも船で揺れる中、棒一本でハンドスタンディングしたりとプロ以上にプロ名演技!

クルーショー。インディアンダンスを披露中!意外にもお客さんに一番人気のショーだったり!?


で、私のお仕事はというと、、、


インターナショナルホステス、日本語では日本人乗務員、、、って、そのままじゃん!


主な仕事はトランスレーション(通訳)です。
英語が話せない日本人のお客様にも、快適なクルーズを楽しんでいただけるようお手伝いといったところでしょうか。
毎日船内新聞や、レストランでのメニューを作ったり、緊急時のアナウンスをしたり、病院やレセプションでの通訳、あとは稀に日本のテレビ局や雑誌メディアが取材に来るので、オーガナイズや通訳、インタビューなどお手伝いをします。


スパを撮影中のメディア。稀と書いたけど、今年に入って4社も相手したよ、、、


で、カスタマーリレーションが基本的なお仕事なので、カクテルパーティに参加したりと毎晩ドレスを着ているので、一見華やかに見られますが、お給料も時間で換算したら500円くらいだし(使うとこないからやっていけるけど)、部屋も二人でシェアと、クルーズの煌びやかさとは正反対で、かなり質素で過酷。
ただ、会社もそれは承知なので、クルーの為のパーティやビンゴやラッフルズゲームなどを開催してくれます。
そういうとこ、やはりスタッフの殆どがイタリア人やヨーロピアン、他にも全部で74カ国籍のスタッフがいるので、日本の会社より色々スタッフのこと考えてくれてるような気がします。
(ちなみに、スタッフは1200-1300人で74カ国籍いますが日本人は私のみ)


2人部屋だけど、恐らく4畳半ほど、机も2人でシェア。バスルームはもちろんバスタブないよ。

スタッフの食堂はビュッフェ。1週間のローテーションなのですぐに飽きます。

船生活は過酷なので、筋肉を鍛えないとすぐに病気になるので、週3回5km走ってます。

クルーバーではパーティやビンゴ、ゲームが開催されます。

もちろんクルー専用のジャグジーもあります。ここは船の先頭でお客さんも入れないエリア!


と、8ヶ月も働いていると、過酷な思い出しか蘇りませんが、楽しい事もあるし、何と言っても船上生活自体が、普通の人には決して出来ない貴重な経験なので、体力の続く限り、またまだ海外に興味がある限りは暫く続けて生きたいと思います!

誰かに上記の私のニューライフを話しても、みんなイマイチ想像が出来ないようですが、今回は写真も沢山載せたので、きっと船上生活に少しは想像が出来たのではないでしょうか?

次回以降は寄港地をアップしたいと思いますので、乞うご期待!


  


2015年02月18日

ご無沙汰してます、帰国しました!



ご無沙汰しております、実に約8ヶ月ぶりのブログです。

昨年6月にイタリアのクルーズ会社に就職が決まり、5年住んだ大好きなオーストラリアを急遽発ちジェノバの本社で3週間集中トレーニングを無事にパスし、始まった戦場、、、もとい船上生活!

7ヶ月と1週間の契約期間を満期し、2月16日に約2年ぶりに日本に帰国しました。

契約開始当初は、12万トンクラスの2011年に出来た、SAVONA(ITALY)-BARCELONA(SPAIN)-PALMA de MALLORCA(SPAIN)-IBIZA(SPAIN)-PALERMO(ITALY)-CIVITAVECCHIA(ITALY) を7日間で周遊するクルーズ船で仕事が始まりました。

その4ヵ月後に、新らしく11月に就航したばかりの13万トンクラスの当社の中では一番大きいクルーズ船へ異動になり、3ヶ月勤めました。
その船は、乗客数5000人という事で集客が必要となるため、もっとも西地中海で人気がある大道でのSAVONA(ITALY)-MARSEILLE(FRANCE)-BARCELONA(SPAIN)-PALMA de MALLORCA(SPAIN)-NAPLES(ITALY)-LASPEZIA(ITALY) が航路でした。

一日12-13時間を1週間休み無く契約期間を働き続けて(海の上では法律は無い。苦笑)、ようやく終了しました。

最初4ヶ月は毎日が本当に新しいことばかりで学ぶこともたくさんで楽しくて、全く苦にならなかったのですが、やはり5-6ヶ月を越えると、仕事もですが、船上生活がやはりフィジカルに徐々に堪えてきて、最後の1-2ヶ月は頭の中が空っぽで集中力が欠けて大変でした。

そんな過酷な生活&仕事を終え、今は晴れやかな気分!と言いたいところですが、過労の為、しばらくはモチベーションがない、、、、

ということで、家でのんびり暮らすだけじゃ勿体無いので、かといって外に出るパワーも暫くはないので、この8ヶ月間の船上生活を気が向いたときに綴りたいと思います。

ということで、豪華客船生活が気になる人は乞うご期待!!



本社最新の13万トンクラスのクルーズ船!乗客数5000人、クルースタッフ1300人の巨大船!

実家に向かう途中、羽田空港から中部国際空港に向かう時の国内線からみた立派な富士山!

セントレアに着いて2年間待ち望んだ「矢場とん」のロース味噌カツ定食、15分で完食!笑


  


Posted by ミポリオ at 23:53Comments(9)一時帰国日本